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肌に合う化粧品と巡りあうコツは、スキンケアの選び方にありました

【第五回】
スキンケア選びで
忘れがちな大切なこと

講師写真:上田祥子

講師上田祥子うえださちこ

美容研究家/ライター/美容コメンテーター

スキンケア選びで
忘れがちな大切なこと

失敗しないスキンケア選びのために

スキンケアアイテムを選ぶとき、何を基準にしていますか?ブランド?価格?それとも成分?もちろんこだわりは人それぞれだと思いますが、今回は化粧品の種類の違いなどを知っていただくことで、皆さんが失敗することなくより自分に合った化粧品選びができるようお手伝いしたいと思います。

何を基準に選んだらいいの?

化粧品選びで大切なこと

化粧品を選ぶとき、何を基準にしていますか?流行っているから、あるいは好きなブランドだからなど様々でしょう。でも本当に選ぶ基準にしたいのは自分の肌にあっているものかどうか。どんな肌を目指すか明確にするのも大切です。

  • 肌質や年齢に合っているか

    まずは肌に適合するものか
    どうかが基本

    化粧品を使ってみて、適切な効果が得られるかどうかがまずは基準。いくら人気の化粧品でも肌に合わなければ意味がありません。肌トラブルが起きるようならすぐに使用をストップ。また年齢に合っていないものも効果が現れにくくおすすめしません。

  • 目的に合っているか

    どんな肌を目指しているかによって、
    コスメ選びも変わる

    美白肌を目指しているのに保湿コスメを使ってもそのアプローチは十分ではありません。明確に目的に合ったものを選ぶことが大切です。美白なら例えばエラグ酸やビタミンC誘導体が入っているなど、成分もしっかりチェックして!

  • 信頼できる製品か

    メーカーやブランドの背景や
    こだわりにも注目

    食品は作り手が見えると安心できるもの。化粧品もどんなメーカーがどんなこだわりを持って作っているのかについても注目しましょう。肌に塗布するのですから、きちんとした背景があって、安全な原料で作られているものを選ぶべきです。

一般化粧品以外のコスメって何が違うの?

化粧品の種類とその違い

一言で化粧品といっても、一般の化粧品からドクターズコスメなど様々です。ここでは一般のものとは少し異なる薬用化粧品やドクターズコスメ、エステ用化粧品の特徴とその違いについて、説明していきたいと思います。

  • 薬用化粧品

    一定の効果を持つ美容成分が
    配合されている

    薬用化粧品は医薬部外品の一部に該当します。一般の化粧品は薬機法で定められた基準に合わせれば、基本的に自由に作ることが可能ですが、薬用化粧品は一定の効果を持つ美容成分を含み、個別の品目ごとに厚生労働大臣または、都道府県知事の承認が必要とします。

一般的な化粧品との違い

  • 肌あれ、にきびを防ぐ、美白などの効果を持つ薬効成分が配合されている
  • 化粧品と医薬品の間に位置するもの
  • 全成分表示は義務付けられていない
  • 製造販売に際して個別の品目ごとに厚生労働大臣または都道府県知事の承認が必要
  • 効能を表示できる
  • ドクターズコスメ

    医師監修のもとで作られるコスメ

    ドクターズコスメとは美容皮膚科や美容外科などの医師が開発に携わり、監修されて作られた化粧品のこと。クリニックでの治験などが反映され、より高い効果と安全性を目指して作られたものが多いです。国によって基準が違うため、海外と日本では成分が異なることも。

一般的な化粧品との違い

  • 医師が開発、監修に携わっている
  • 安全性に配慮し低刺激であるものが多い
  • 何に効果があるのか目的が明確であるものが多い
  • 効果が見込める成分が高濃度で配合されているものも多い
  • クリニックでの治験が生かされている製品が多い
  • エステ用化粧品

    攻めの成分で素早い肌実感

    エステ用化粧品は、エステシャンなどの美容のプロが、施術を受ける側の肌質を判断した上で勧めるケースが多いため、一般化粧品のようにゆっくり効果が現れるというよりも、攻めの内容。美容成分が惜しみなく配合されているので、肌実感も早いと言われています。

一般的な化粧品との違い

  • 最新の美容成分が贅沢に配合されている
  • 一般化粧品とは違う流通で販売されている
  • エステに行ったときのような効果を目指して作られている
  • 肌への優しさや美肌成分にこだわって作られている
  • プロが肌診断を行った上で使用されるものが多く、美容成分が最大限に
  • 配合でき、効果が現れやすい。
  • クレンジングから仕上げまでトータルで計算づくしで作られている
  • ライン使いが理想

化粧品によって
値段が違うのはナゼ?

どうして価格にこれほどの差が生じるの?

最近ではプチプラ化粧品も人気ですが、では高い化粧品と安い化粧品の価格に差が出る理由は何でしょうか?まず原料の違いです。高い化粧品は最新の美容成分が高濃度で配合され、研究に裏打ちされた先端技術も詰まっているので、速やかに浸透して効果も感じやすいと言えます。一方、安い化粧品は、原料も容器も安価なものが使われています。メイクアイテムにおいては、いわゆるデパコスとプチプラの違いは、発色や色持ちに差が感じられることが多いです。

みんなの素朴なギモンに答えてくれました!

質問タイム

受講者

質問

一般化粧品よりも薬用化粧品の方が良いのでしょうか?

薬用化粧品(医薬部外品)は、効能・効果が国から認められた美容成分が一定量入っているだけあって、一般化粧品よりも肌にいいのでしょうか?

講師:上田祥子

講師:上田祥子さん

回答

化粧品選びでは、自分の肌に合っているかを最優先に考えましょう

「医薬部外品」なのか「化粧品」なのかではなく、本人の肌に合っているのかどうかが重要です。国からの認可が下りている反面、全成分表示義務がないので、自分の肌に合わない成分が入っている可能性もあります。気になる方は、メーカーに問い合わせたいうえで検討しましょう。

受講者

質問

お医者さん監修のドクターズコスメって、やっぱり肌にいいんでしょうか?

ドクターズコスメはお医者さんが監修したコスメって、効きそうなイメージです。薬用化粧品並みの効果が期待できるのでしょうか?

講師:上田祥子

講師:上田祥子さん

回答

肩書や化粧品分類より、成分や製法に注目しましょう

美容皮膚科の医師が監修したドクターズコスメと言えども、薬用と分類されるほどの美容成分が含まれていない場合ももちろんあります。どのような化粧品分類か、どんな成分が入っているのかを成分表で確認する、どのような製法で作られているのかをチェックする等、商品のことを詳しく知ったうえで、検討しましょう。

まとめ

目的、効果のスピード感など
選ぶ基準を明確に

化粧品を選ぶ基準は人それぞれですが、まず大切なのは本当に自分の肌に合ったものであるか、また目指す肌目的に合ったものであるか、ということ。また、素早い結果を望むならエステ用化粧品、きちんと効果を感じたいなら薬用化粧品というようにカテゴリを考えながらセレクトするのもいいでしょう。

【第四回】「今日からできる簡単インナービューティー」の記事へ 【第一回】「お肌の構造と成分を知りましょう」の記事へ

講師紹介

講師写真:上田祥子

上田祥子うえださちこ

美容研究家/ライター/
美容コメンテーター

1991年クラリオンガールに選ばれ、モデル、レポーターなどを経て、1996年より美容ライターとして活動。
日本の美容情報のみならず、韓国、タイなどアジア諸国の美容を取材し発信している。

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