アスコルビン酸
(ピュアビタミンC)(※9)

ビタミンC含有率100%のピュアビタミンC(※9)
アスコルビン酸(※9)とは、水溶性ビタミンの一つでピュアビタミンCとも呼ばれています。アスコルビン酸は皮膚や腱、軟骨などの結合組織を構成するビタミンで、コラーゲン合成に不可欠な成分です。美容効果はもちろん、健康効果をもたらす人の身体にとって大切な存在。ビタミンCを名乗る成分の中でビタミンC含有率100%なのは、このアスコルビン酸(※9)だけなのです。
※9 整肌成分
アスコルビン酸(※9)の
特徴

美容にも健康にも欠かせない、重要な成分
アスコルビン酸(※9)は、皮膚や腱、軟骨などの結合組織を構成するビタミン。コラーゲン合成に不可欠な成分で人間の体内でつくることができない成分なので、補給する場合は外から補う必要があります。
アスコルビン酸は、体内のいろんなところで必要とされるビタミンなので、食事やサプリなどで摂取しても、ほとんどは脳や肝臓などの重要な臓器で消費してしまいます。皮膚は面積が広いため、サプリなどで摂取するだけでは、肌に十分な量のアスコルビン酸(※9)を補えません。また、分子構造が壊れやすい性質を持ち、そのままの状態では皮膚に浸透しにくい(※)ため、アスコルビン酸(※9)配合の化粧品には、肌にしっかり浸透させるための高度な技術が求められます。
※9 整肌成分、※角質層まで
アスコルビン酸(※9)の
肌への効果
高い抗酸化力を持つ成分
アスコルビン酸(※9)は抗酸化力が強く、ほぼすべての肌質に対して副作用を起こすことなく美肌効果を発揮する成分。活性酸素の除去や肌の老化防止、コラーゲン生成の促進など様々な効果を発揮する、美しい肌には欠かせない存在です。肌の凹凸をスムーズにし、コラーゲンの生成を促すことでシワを減らし、ニキビ跡なども薄くするのを助けてくれます。
※9 整肌成分
肌への効果
- メラニンの生成を抑制
- 美肌効果
- コラーゲンの促進
- 抗酸化作用
どの美容成分と一緒に使うと良いの?
相性の良い成分
酸化や炎症の原因物質、ヒドロキシルラジカルを除去するビタミンE(※9)との組み合わせがおすすめです。
※9 整肌成分

ビタミンE
ビタミンC誘導体との違いはあるの?
似ている成分とその違い
ビタミンC誘導体は、アスコルビン酸(※9)の弱点を改良し、化粧品として使いやすくした成分。角質層への透過を良くし、肌に吸収されてからメラニン色素に近い距離で酵素反応をすることにより、アスコルビン酸(※9)に変化する性質を持っています。誘導体にしたことでアスコルビン酸(※9)の2~8倍大きくなるため、含有量100%のアスコルビン酸(※9)よりもビタミンC誘導体の濃度が低くなります。
ビタミンC誘導体(※9)は、分子の大きさや性質によって大きく3種類に分類されます。
※9 整肌成分
リン酸型ビタミンC(水溶性)

ビタミンC含有量は54.7~60.8%
外気に触れても酸化しにくく安定化された成分。肌の中に入り誘導体が切れることで、はじめてビタミンCとしてのパワーを発揮します。
テトラ2-ヘキシルデカン酸アスコルビル(脂溶性)

ビタミンC含有量は15.6%と少なめ
持続性があり、ゆっくりと肌に浸透していくビタミンC誘導体。48時間以上にわたり肌の中の活性酸素を除去するはたらきを持っています。
パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na(水溶性&脂溶性)

ビタミンC含有量は31.4%
ビタミンC誘導体(※9)の中でも高い浸透力を持つビタミンC誘導体。肌の奥(※)にまで直接届くため、特にコラーゲン生成作用に優れていると言われています。
※9 整肌成分、※角質層まで
参考:http://www.drx-web.com/bihada/seibun/vitaminc.htm
まとめ
浸透しやすくナノカプセル化されたものを選びましょう
美容目的でアスコルビン酸を補給する場合は、濃度の高い美容液で塗るのが一番効率的です。
アスコルビン酸(※9)は肌に良いですが、デリケートな性質から角質層のバリアを突破することができず、皮膚に浸透することができません。
肌に届けば(※)即効性が期待できる成分ですので、どのような製造をして、どのような仕組みで肌に届くのかを理解したうえでアイテムを選びましょう。
スパトリートメントのeXシリーズに採用されているD.P.D.カプセルのように、浸透しやすく(※)ナノカプセル化されたものがおすすめです。
※9 整肌成分、※角質層まで
このページを読んだ人がチェックしているシリーズを見る